『主よ、私と共に年を越してください』大倉 信 師
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『主よ、私と共に年を越してください』大倉 信 師

2020年12月27日(日)


かつて3歳になる娘が、眠る前に末っ子に添い寝して、寝かしている妻に、内緒話をするような小さな声で、こう言いました「ママ、憩(弟)が眠ったら私のベッドに来て、一緒に寝てくれない」。

大抵の場合、そう言いながら家内を待っている間に娘は眠ってしまい、家内も自分のベッドで気兼ねなく眠るのです。そして、そのまま朝を迎えることができたらいいのですが、夜中に娘が起きるとさぁ、大変!彼女は傍らに母親がいないと分かると、それが夜中であっても明け方であっても、シクシク泣きながら私達の部屋にやってくるのです。そして、私達のベッドにもぐりこんできます。

多くの子供にとって夜の暗闇は怖いものであり、寂しいものであります。子供が自分のベッドを抜け出て、親のベッドにもぐりこんでも夜は変わらず暗いのです、静まり返っているのです、しかし、そんな時でも彼らは知っています。自分は一人じゃない、ママがいるから、パパが一緒にいるから、もう平気。こうして子供は安らかに眠ります。

今から約3500年前にも「あなたが共にいてくれなければだめなのです」と言った人がいました。この場合、その人は子供ではなく、その年、80を超えた成人、モーセです。彼は臆病者ではなく、何百万ものイスラエルの民を導くリーダーです。その年齢と経験を考えても、熟練した指導者です。しかし、その彼が言うのです「あなたが一緒に行ってくれなければ、私達をここから行かせないでください」・・・。




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