『ソロモン:頂点に立った者が見た光景』大倉 信 師
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『ソロモン:頂点に立った者が見た光景』大倉 信 師


2017年3月26日

イスラエル三代目の王、ソロモンは快楽、富、異性、これらを徹底的に求めました。彼にはそれらを徹底的に試みる財力がありました。そのような意味で彼はこれらのことにおいて山頂に立ったのです。その山頂に立てばきっと自分の心は満たされると思ったのです。

しかし、その山頂から見えた風景は彼が期待したものではありませんでした。彼はそこで何を見ましたか。彼はそこでそこにいたるまでの過去を、すなわち後ろを振り返ったのです。

彼は言っているではありませんか「そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みた」と。

そして、あらためて自分以外に誰もいない、そう自分以外に快楽、富、異性にこれほどに投資した者はいない、そんな一人として山頂で回りを見回したのです。その時に彼の心を支配したものは何だったのでしょうか・・・。

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