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『神の前に静まる』大倉 信 師


2019年2月3日(日)

皆さん、神様の存在を信じていますか。今、私達は礼拝を捧げているのですから、ここにいるほとんどの方は神様を信じていることでしょう。しかし「信じている」ということと「信じていることに基づいて生きている」というのは全く異なります。

私達はどれぐらい自分のことを知っているのでしょうか。もっと言いますと自分の限界をどれぐらい私達は知っているでしょうか。自分が依存しなければ生きられないということ、自分がどんなに間違いを起こしやすい存在であるかを私達は知っているでしょうか。

神はそんな私達の対極にあるのです。このお方に限界はなく、このお方は唯一無二、何かに依存しなければならない存在ではなく、完全に独立しているお方であり、このお方に過ちというものは一切、ありません。私達はこのお方を「信じている」と言っているのです。

それでは、なぜ、このお方のみ声をまず聴こうとしないのでしょうか。なぜ、このお方を第一としないのでしょう。このお方を第一にして生きることこそが、人たる者にとって最善の生き方であるのなら、なぜ私達はそうしないのでしょう。

この一時間を神様に捧げるよりもあのこと、このことをしておこう。神様は私達がその一時間で仕上げることを一秒でできることを知っていますか。私達が一時間かけて作り上げたものを一秒でなきものとすることができることを知っていますか。

それが対人関係に関することであるのなら、私達は自分が恐れている人にどうやって向き合おうかとあれやこれや、延々と思い巡します。しかし、その時にその人の全てを神様が掌握していることを知っていますか。それなら、なぜ、このお方が語られることを私達は聞かないのでしょう。

人生の秘訣はまず神を第一とすることです。自分が語る前に、神の御声をまず聴くことです。これに勝る秘訣はないのです。

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