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『神のはたらかれる余地を確保する』大倉 信 師


2019年1月13日(日)

怒りと復讐の心がある時に、私たちは完全にそれらの感情に支配されています。すなわち、私たちはそれらの苦い思いの奴隷となってしまうのです。朝から晩まで、その人のことを思うと、その顔を思い起こすと、脈拍は増え、心が騒ぎます。

ああ、悲しいかな、その相手は今頃、私達の気持ちなど露知らず、安らかに昼寝しているかもしれません。楽しく旅行をしているかもしれません。しかし、私達の気持ちは怒りに燃え、体はそのストレスにむしばまれ、時には心身を病んでしまうのです。そんな私たちの状態を自由と呼ぶことはできません。それはあたかも見えないロープで心身共にがんじがらめに縛られたような状態なのです。

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