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明日を笑える人たち - People Who Can Laugh at Tomorrow


9/17/2023


『明日を笑える人たち』大倉信師

People Who Can Laugh at Tomorrow

by Pastor Makoto Okura


主にある皆さん、年を重ねたということはこの世の「からくりなるもの」を垣間見てきたということでしょう。この世の中の、人間の「表」も「裏」も知っていますでしょう。喜びも悲しみも、豊かさもはかなさも知っていますでしょう。そうすると、私達はこういう結論に至るのです。結局のところ、人の成すことに完全なものはないと。

かつて落語家の故・立川談志は言いました。「落語とは人間の業(ごう)の肯定だ」。これは平たく言いますと「人間とは所詮どうしようもないものであり、落語はそんなどうしようもない人間を受け止めることなのだ」ということです。

これは落語に限らず、世のコメディーはその人間の不完全さを明らかにして、私たちに笑いを起こすのです。そして、その不完全でいい加減な者の先頭には自分がいるのです。

大抵、私達は人に笑われないように生きます。笑われると腹が立ちます。心が揺れます。

それゆえに笑われないようにと肩に力が入ります。強がります。しかし、自分の不完全さを自覚して、自分を笑い、そのことによって人に笑いを届けることをよしとするのなら、その人はきっと諸々の試みを乗り超えていくことでしょう。このことは神の前に自分の不完全さを認めているからできることなのです。

Worship Service Video (With English Translation) 礼拝動画



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