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『こうして教会は(29):なぜヤコブは殺され、ペテロは生きたのか?』大倉 信 師

2020年3月15日 (日)


『そのころ、ヘロデ王は教会のある者たちに圧迫の手をのばし、ヨハネの兄弟ヤコブをつるぎで切り殺した。そして、それがユダヤ人たちの意にかなったのを見て、さらにペテロをも捕えにかかった』(使徒行伝12章1節―3節)。

イエスの12弟子の一人、ヤコブは首をはねられ殺されました。しかしながら、捕らえられ同じ結末を迎えるはずだったペテロの命は救われ、生きながらえました。

私達はヨハネを「雷の子」とか「愛の使徒」と呼びます。しかし、彼を「首をはねられ殺された兄をもつヨハネ」と呼ぶことはありません。そうです、ヨハネの兄は殺されたのです。このヨハネの気持ちを私達は考えたことがあるのでしょうか。

「あの人は召され、自分は生きている」。このような局面に私達も立たされることがあります。このようなことに対して私達が聴く神のメッセージは何なのでしょうか。







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