『増し加わる恵み』大倉 信 師2017年10月29日 ユダヤの知恵文学の一つにシラ書というものがあり、そこにはこんなことが書かれています。 「はじめに神は人を創造され、その人を性(さが)の力に委ねられた。すなわち、それは我々が欲するならば神の戒めを守ることができるということを意味する。このことを実現...
『キリストと共に死に、キリストと共に生きる』大倉 信 師2017年10月22日 「祝宴の家に行くよりは、喪中の家に行くほうがよい。そこには、すべての人の終りがあり、生きている者が、それを心に留めるようになるからだ」(伝道の書6章2節) イスラエルの三代目の王ソロモンは祝宴の家に行くよりも、喪中の家に行くことを望みました。なぜなら...
『よどんだ心はきよまるのか』大倉 信 師2017年10月15日 以前、私がまだ小学生の頃、私は近くを流れる川でよく泳いだり、魚をとって遊びました。40年以上も前のことなので、川もある程度は澄んでいました。ある日のこと、いつものようにその川に遊びに行くと、いつもは澄んでいる水が茶色に濁っているのです。何事かと思いき...
『私達が求める平和と希望とは?』大倉 信 師2017年10月1日 平和と唱えられるもの、希望と呼ばれるようなものが私達の世界にはあります。しかし、その多くは何と時間的に、地理的に、状況的に限定的なものでしょうか。それらに対して、キリストがくださる平安はこの世のものとは異なり、その希望は決して失望に終わることがないので...